2014年07月22日

【オリジナル曲】ちびの女の子【未来屋マサル】


*ちびの女の子 作詞/作曲:未来屋マサル


知り合ってから何年か経って 僕は君のこと
歯を磨いてから眠りにつくまで ずっと想ってる
近所に住んでる二つ年下で ちびの女の子
今ではすっかりお兄ちゃんなんて 呼んではくれない

僕とは違って家が裕福で 育ちも良いので
隣町にあるお金持ち校に 通っているのだ 
小さなころから くよくよ悩む性格の彼女は
最近どうも恋愛について 相談をしたがる

色恋沙汰は苦手で 相槌しか打てないが
バスケットボール部の先輩に
昨日も家に来るよう誘われたらしい

どうやら君は処女じゃない 僕には関係ないが
話を聞く限りでは そういうことになるらしい
おそらく君は処女じゃない 胸も大きくなったし
幼気な君がみんな 欲しくてたまらないらしい
僕もそういうことらしい

僕は 特に思い出もない高校を卒業して
君は 例の彼氏と上手くいかずに別れたみたい
春休みになり 久しぶりに遊びに来た彼女は
茶色く染まった髪をなびかせて 僕にこう言った

「本当は期待してたよ 私だけのお兄ちゃん」
うつむく君の震える肩を 抱き寄せ
こんなに嬉しいことはないけど

それでも君は処女じゃない 脳に浮かんでくるのだ
よく似合うイヤリングも 誰のイニシャルなんだろう
やっぱり君は処女じゃない この細さも温もりも
誰かが知ってるなんて 僕には許せやしない
決して許せやしない

ちっぽけな器だって そんなのわかっているよ
何かが僕にそうさせたんだ 嗚呼
言わなくていい台詞が飛び出す

「それでも君は処女じゃない だから本気になれない」
君はきょとんとした後 やがて泣き始めたのだ
そうだよ君は処女じゃない 一番ではないのなら
これで良かったんだって 暗い胸をかき混ぜる

本当に良かったのかな
本当に良かったのかな
本当に良かったのかな

ちっぽけな男だよな
posted by 未来屋マサル at 22:49| Comment(0) | ◎オリジナル曲 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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